重度障害児がメインの注文住宅

1.我が家の子どもは重症心身障害児



我が家の場合、家を作ろうと思った時の状況が特殊でした。
うちの子どもは重症心身障害児で、車椅子での生活なのです。
家も当然、車椅子で生活しやすい家にしなければいけません。


大手のハウスメーカーもデザイン面では魅力的でしたが、車椅子で生活する家を作るためには、色々と注文を聞いてくれるメーカーさんのほうが良いです。

我が家は、地元の家づくりに強い、地域のハウスメーカーさんに頼むことにしました。



2.バリアフリーの家づくり



地域のハウスメーカーさんには、福祉住宅のアドバイザーの資格を持つ方がいらっしゃり、安心してお任せすることができました。
基本的にバリアフリーの家作りでは、一階部分のスペースをかなり広く必要とします。


土地も広めの土地を用意し、スロープはもちろんのこと、一階の車椅子が移動するスペースは広く取りました。
玄関のドアは自分たちで探した引き戸を採用していただきました。
トイレや寝室へのドアは、車椅子仕様のどちら側から押しても開くドアを提案していただき、それを採用しました。



3.バリアフリーは老後も安心!


バリアフリーの家にした結果、一階がだいぶ広々とした家になりました。金銭的なこともあり、外壁など他の部分には最低限しかお金をかけられませんでしたが、広い空間はとても生活しやすく気に入っています。

子どものための家作りでしたが、バリアフリーの家では、将来歳をとってもすごしやすいものになったと、大変満足しています。