思いがけずこだわりの注文住宅に

1そもそも建築には興味なし



住む場所にはこだわりがあったものの、家そのものには全然こだわりがなかった私は、まず土地選びに時間と労力をかけて、妥協せずに最高の立地を手に入れました。高級住宅地の端の土地が四分割で売りに出されたのを素早く購入手続きし、これでひと安心、と思っていました。


2建物にもちょっとこだわってみようかな



家は「住めたらそれでいい」くらいに思っていましたが、建築士さんは便利な提案、主婦目線な提案、おしゃれな提案などなど、興味深い提案をたくさんしてくれます。ここは皆さんこだわるポイントです、などと紹介されると、確かにここは建築地さんの言う通りにしておいた方がいいかな、などと細部にまでこだわるようになっていました。


3お金はかけてないけど工夫満載



予算には限りがあったので、建築地さんの提案を全て取り入れるわけにはいきません。逆に、是非とも取り入れたいポイントを取り入れるには、どうでもいいところで予算カットをせざるをえませんでした。例えば子供部屋の仕様なんてとても安っぽくて(当時娘は赤ちゃんだった)、玄関や吹き抜けにはお金をかけたり。そんなこんなで、何十年でも住み続けたい我が家に仕上がりました。